水道企業団における有機フッ素化合物(PFAS)の検査状況について
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水道企業団における有機フッ素化合物(PFAS)の検査状況について
水道企業団では、定期的に全ての浄水場で有機フッ素化合物(PFAS)のうちPFOSとPFOAの検査を行っています。いずれの浄水場においても、国の暫定管理目標値(50ng/L以下)(※1)を下回っており、安全性は確保しています。
今後も継続して検査を行い、適切な水質管理を行ってまいりますので、安心してご利用ください。
体重50kgの人が、毎日2Lの水を一生飲み続けても、健康への悪影響が生じないと考えられる値として算定されたもの。
水道企業団の対応状況
水道企業団では、水質検査計画において、有機フッ素化合物(PFAS)の一種であるPFOS及びPFOAについて、全ての浄水場(146か所)で、年1回以上の検査を実施することとしています。いずれにおいても、国の暫定管理目標値(50ng/L以下)を下回っています。
なお、令和5年度に実施した検査において、10ng/L(暫定管理目標値の20%)以上の濃度が検出された6水道事業(竹原市、三原市、庄原市、東広島市、廿日市市、安芸高田市)の内、10浄水場については、濃度の推移を確認するため、年4回の検査を実施しており、いずれも国の暫定管理目標値を下回っています。
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有機フッ素化合物とは
有機フッ素化合物とは、炭素とフッ素の結合を持つ化合物を指し、総称をPFAS(ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物)と呼んでいます。
PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、有機フッ素化合物の一種で、現在では、製造・輸入等が原則禁止されています。
水道における規制
水道においては、令和2年4月に厚生労働省において、水質管理目標設定項目(※2)として、「ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)」について、暫定管理目標値が50ng/L以下と設定されています。
将来にわたり水道水の安全性の確保などに万全を期する見地から、水道水質管理上留意すべきものとして定められた項目のこと。