広島県水道広域連合企業団

人材育成・研修制度

広島県水道広域連合企業団では、基本理念に掲げる「持続可能な水道システムを構築」し、「国内外の水道の発展に貢献」するためには、高い意欲と能力を備えた職員の育成が不可欠であるため、人材育成に力を入れています。

どのような職員を育成していくのか、「目指す職員像」を明らかにした上で、「育成」、「評価」、「働きやすい職場環境づくり」などの、人材マネジメント施策を一体的に推進するため、「人材育成方針」を策定し、効果的な人材育成に向けて取り組んでいます。

目指す職員像

水道企業団の職員として求められる目指す職員像を、水道企業団の基本理念、ミッションステートメント、公営企業の職員としての特性などを踏まえ、次の4つを設定しました。

研修

水道企業団の職員として求められる目指す職員像を、水道企業団の基本理念、ミッションステートメント、公営企業の職員としての特性などを踏まえ、次の4つを設定しました。

研修体系図

OJT

職場外研修

【内部研修】
  • 水道企業団が実施する研修
【外部機関が実施する研修】
  • 広島県自治総合研修センターの研修
  • 広島市水道局・福山市上下水道局との共同研修
  • 広島県や公益財団法人日本水道協会、その他の関係機関が主催する研修
  • デジタル人材の育成研修 など
【派遣研修】

自己啓発

OJT(On the Job Training)

水道事業は、職場において経験する現場経験の蓄積による知識・技術の習得が最も重要です。OJTは、仕事を遂行するのに必要な知識や技術を、日常の仕事の中で、個々の職員に応じて指導をすることができることから、人材育成において果たす役割は大きく、水道企業団では積極的に推進しています。

職場外研修(内部研修)

水道企業団の職員として必要な知識や水道事業に必要な知識・技能を習得するための研修を実施するほか、昨今多発する災害や事故に対し迅速な対応ができるよう、災害や事故を想定した訓練を実施しています。

(例)・新規職員研修・危機管理訓練・広報担当者研修・各システム操作研修・人事評価研修・水道配管資材、補修材基礎研修 など

職場外研修(広島県自治総合研修センターの研修)

公務員として必要な知識やスキルを体系的に習得していきます。採用された年には「初任研修」を行っており、その後も、キャリアアップに対応して研修が実施されます。また、本人の希望で様々な特別研修も受講できます。

職制
一般研修
特別研修
主事・技師
初任研修、中堅Ⅰ研修
主任
中堅Ⅱ研修、中堅Ⅲ研修
主査・係長
監督者研修
管理職
管理職研修
例)・簿記・データ分析・債権管理・説明力向上・タイムマネジメント・企画立案力・法制執務・ファシリテーションスキル向上など

職場外研修(その他)

水道事業に必要な知識・技能を習得するため、広島市水道局や福山市上下水道局など県内水道事業者との共同研修、広島県や日本水道協会、その他の関係機関が主催する研修やeラーニング、デジタル人材を育成するための研修などを積極的に活用します。年間約60の様々な専門研修が受講可能です。

(例)・公営企業会計・送水管、配水管、給水装置・機械設備・電気設備・水質分析・水道施設の維持管理・漏水防止・配水管不断水工法・工事監督、検査 など

資格取得支援(自己啓発)

業務上必要な資格や職務の遂行に資する資格について、「合否を問わず」受験料相当額を支給するなど、職員の資格取得を支援しています。また、職員の能力と技術の向上のため、自主的な資格取得を奨励するとともに、自己啓発に取り組みやすい環境を整備しています。

主な資格

  • 電気主任技術者(第2、3種)
  • エネルギー管理士
  • 危険物取扱者(乙4類)
  • 電気工事士(1、2種)
  • 水道施設管理技士(浄水1~3級、管路1~3級)
  • 技術士(各部門)
  • 技術士補(各部門)
  • 電気工事施工管理技士(1、2級)
  • 土木施工管理技士(1、2級)
  • 管工事施工管理技士(1、2級)
  • 日商簿記(1~3級)
  • 陸上特殊無線技士(第1、2級)
  • 臭気判定士
  • 化学分析技能士(1~3級)
  • 環境計量士(濃度、騒音・振動)