広島県水道広域連合企業団

キャリアステップ

キャリアデザイン

採用から10年間は、専門的な知見やスキルの獲得を目指し、幅広く業務を経験するため、概ね2~3年のサイクルで担当部署を異動し、職員の希望を聞き、可能な範囲で、本部、事務所、民間企業等への派遣を「すべて」経験します。

職員1人ひとりの希望する職務や取得したい資格、適性や人事評価など、面談による丁寧なコミュニケーションを図ることで、職員がキャリア形成を「ミズカラ」デザインできるよう、支援します。

企業・住民・自治体など様々な外部の主体と連携・協働し、ライフライン事業者として地域社会に貢献する仕事を通じて得ることのできる水道企業団での経験や成果、獲得したスキルは、自身のキャリアアップにつながり、成長を実感できます。

昇任イメージ

水道企業団での職制

技師・主事
主任
主査・係長
参事・課長補佐
事務所長
課長
経営部長
技術部長
事務局長
副企業長

職員のキャリア紹介

本部技術管理課 課長
小田 健司さん / 平成8年度広島県採用 設備(電気)

経歴を教えてください。

時期
所属
職名
業務内容
平成8年
県企業局 広島水道管理事務所(現水道企業団広島水道事務所)
技師
浄水場の維持管理
平成18年
水道技術研究センターに派遣
主任
水道技術に関する研究
平成23年
広島県下水道公社に派遣
主査
下水処理場の維持管理
平成27年
県企業局 水道課
主査
管路更新計画の策定
平成29年
江田島市企業局(現水道企業団江田島事務所)に派遣
主査
経営戦略の策定
令和2年
県企業局 水道課
参事
水道料金の改定
令和5年
水道企業団本部 技術管理課
課長
課の総括

趣味・休日の過ごし方を教えてください。

休日は家族と出かけたり、趣味のジャズピアノ、ミニバイクいじりをしたりしています。

水道企業団で働く魅力は?

新しい組織で新しいことにチャレンジできることです。

私の所属している技術管理課では、危機管理、建設工事の入札契約・検査制度、通信基盤・情報システム、水道DXの推進など、幅広い分野の業務を担当しています。

入札契約制度やシステムの統一など、困難な課題ですが、とてもやりがいのある仕事ができるところが魅力です。

これまでの仕事で一番印象に残っていることは?

広島県の広域水道は、慢性的な水不足に悩まされていた島しょ部への水の供給を目指して始まり、発展してきました。

管路等の場外施設の維持管理をする職場では施設パトロールを行っていましたが、長距離の送水トンネル、島々を結ぶ海底管、狭い山道にも布設された管路など、これらの施設をよく整備したものだと、県の先輩たちの使命感、情熱を感じましたし、初めてパトロールに行ったときのことは、とても印象に残っています。

14市町と県の事業を承継した水道企業団は、これまで先輩たちが作ってきた大切な水道施設を環境の変化に対応しながら、最適な形で引き継いでいく必要があると思っています。